毛穴は洗顔方法を変えれば無くすことができるの?

 

顔の「毛穴を無くしたい!」と思う方は少なくありません。

 

化粧のりは悪いし、ファンデが落ちやすいし・・・

 

そこで、洗顔方法で毛穴が無くならないものかと、ネットでその方法を調べているうちに、このページを開かれたのだと思います。

 

ご期待に応えるように、毛穴を無くす洗顔方法についてご紹介しますが・・・

 

ただ、洗顔方法についてはよく書かれているような内容です。

 

それよりも、「洗顔料を使い分ける」ということに注目してください。

 

<確認しておきたいこと>
「毛穴を無くす」と書いていますが、「毛穴を無くす」とは「毛穴を目立たなくする」という意味です。

 

なぜなら、毛穴の数を減らしたり、無くしたりすることはできないからです。

 

なので、「毛穴が消えた!」なんてありえません。

 

毛穴の数は産まれてからあまり変わらず、約20万個の毛穴が顔にはあります。

 

自分の毛穴の数が多いのではないかと感じている人は、毛穴が人より目立っていると思われます。

 

毛穴の数が少ないないのではないかと思うくらいの肌は、キメが整って、毛穴がキュッとしまっています。

 

なので、毛穴が目立つ、目立たないは、毛穴の数の問題ではありません。

 

 

毛穴を無くすための洗顔料

 

洗顔料とは、洗顔石鹸(固形石鹸)、洗顔ジェル、洗顔フォーム、洗顔パウダーなどのことです。

 

それぞれメリットとデメリットがあります。

 

友だちが使っているから、CMで見たので、など使い始めの理由は何でもいいのですが、自分に合った洗顔料を選ぶのが正解です。

 

肌が荒れているような気がするのに、使い続けるのはよくありません。

 

また、洗顔料には保湿成分や美容成分などの余分なものは必要ありません。

 

洗顔料に入っている保湿成分や美容成分などは、お湯で洗顔料を洗い流すときに、いっしょに流れてしまうと思ってください。

 

保湿などは、洗顔のあとにつける化粧水や美容液の役割です。

 

ただ、入っていないものを探すのに苦労する場合は、それはそれでよしとしましょう。

 

要は、例えば、「ヒアルロン酸配合!」や「3種類のセラミド配合!」などの言葉にまどわされないことですね。

 

 

洗顔料の使い分け−毎日使うもの−

タイプ別のメリットとデメリットを書いておきますので、この機会に洗顔料を見直してもいいですね。

 

<固形石鹸>
メリット
油分が少ないものが多いので、洗顔後につける化粧水などの浸透をさまたげない。

 

デメリット
油分が少ないものは、洗い上がりがつっぱる。

 

 

<洗顔ジェル>
メリット
泡立ちがよく、洗浄力も高いので脂性肌によい。

 

デメリット
洗浄力が高いので、乾燥肌や敏感肌にはよくない。

 

 

<洗顔フォーム>
メリット
少量でもよく泡立つ。洗い上がりがしっとりしている。

 

デメリット
しっとりタイプは油分を多く含む(全体の30〜40%)ので、洗顔後につける化粧水などの浸透をじゃまする。

 

 

<洗顔パウダー>
防腐剤を配合する必要がないので、添加物による肌トラブルが軽減される。

 

デメリット
泡立てるのに手間がかかる。

 

 

<押すと泡が出るタイプ>
メリット
ポンプを押すとすぐに泡が出てくるので、泡立てる手間がはぶけるので便利。

 

デメリット
強い発泡剤や界面活性剤が使われていることが多いので、肌への負担が大きい。

 

 

洗顔料の使い分け−毛穴ケアのための洗顔料−

週に1回か2回、クレイタイプの洗顔料で、がんこな毛穴の奥の汚れや余分な角質を取りましょう。

 

※肌が弱い方は、2週間に1回程度。

 

クレイ(泥)は、毛穴の汚れや余分な角質を吸着・除去するのを助ける成分です。

 

洗顔ネットでよく泡立てることと、長時間肌の上にのせておかないようにしましょう。

 

「ロゼット洗顔パスタ 海泥スムース」や「専科 パーフェクトホワイトクレイ」が安くてよく売れているようです。

 

 

毛穴ケア専用の美容液「ソワン Agene」についてや効果的な使い方はトップページに書いています。気になる方は、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。

 

 

毛穴を無くすための洗顔方法

 

それでは、毛穴を無くすための洗顔方法をご紹介します。

 

最初に書きましたように、よく書かれている内容です。

 

今一度チェックしていただければと思います。

 

<洗顔料をよく泡立てる>
泡立ちが悪い洗顔料の場合は、洗顔ネットを使ってよく泡立てます。

 

 

<TゾーンとUゾーンに泡をのせる>

 

額(ひたい)から鼻筋にかけてのTゾーンは、皮脂腺が多いので毛穴が詰まりやすい部分です。

 

”こめかみ”から顎(あご)にかけてのUゾーンは、意外と紫外線の影響を受けやすく、また、衣服の刺激、知らず知らずほおづえをついてしまうことによる刺激を受ける部分です。

 

これらの刺激が原因で、顎ニキビができてしまうことがあります。

 

ですので、まずTゾーンとUゾーンに泡をのせて、クルクルと外に向かって回しながら全体に泡を広げます。

 

 

<泡の力だけで洗う>
泡の力だけで洗う感じで、泡を広げていきます。

 

ただ、指先や手のひらが皮ふにあたることもあると思います。

 

ゴシゴシやらなければいいので、指先や手のひらがあたってもあまり気にしない。

 

 

<洗顔料を洗い流す>
洗面器にぬるま湯(32℃〜34℃)を入れて、ていねいに洗顔料を洗い流します。

 

ていねいと言っても、顔に泡をのせてから洗い流すまで、あまり時間をかけないようにしましょう。

 

時間をかけすぎると、浸透圧の影響で、角質層内にあるセラミドなどの保湿成分が出て行ってしまいます。

 

シャワーで流したいところですが、シャワーを使うのはNG。

 

シャワーの圧力で、角質層内にあるセラミドなどの保湿成分が流れてしまう可能性があります。

 

また、シャワーの圧力で必要な皮脂が流れたり、肌のキメが乱れてしまうこともあります。

 

さらに、毛穴に向かってシャワーをかけ続けるとどうなるでしょう?

 

毛穴の大きさより水の粒子の方が小さいので、毛穴が広がります。

 

通常は元の毛穴の大きさに戻るでしょうが、肌機能が低下して入れば戻らない可能性があります。

 

 

<顔をふく>
顔を洗い終わった後はタオルで顔をふくわけですが、清潔なタオルを使用しましょう。

 

洗顔料で顔を洗うと、必要な皮脂まで流れてしまっていることがあります。

 

しばらくすると、皮脂が分泌され、肌表面を保護しますが、それまでに不潔なタオルで顔を拭くと、雑菌などが侵入してしまいます。

 

清潔なタオルで、顔をプッシュしながらていねいに水分を取りましょう。

 

 

 このエントリーをはてなブックマークに追加